問い合わせに対する対応の違い
若手から電話
若「Aサービス社さんと締結した契約書、これAシステム社さんと使いたいのですが使えるか見てもらえますか」
私「ビジネス内容は確認されましたか?読みましたか?」
若「え?こっちが読むんですか?結構昔のだから今でも使えるのか見てほしいだけなんです」
私「今でも使えるかといいますと?」
若「反社入っているかとか」
私「反社条項の有無の確認ですか?その他ビジネス内容はどうしますか?」
若「Aサービス社と同じ取引をしたいんですよ」
はて。
若手山田君(仮名)からの相談電話でした。
これがマネージャ平川さん(仮名)から同じことを言われたら「了解。民法改正とかあるからチェックしてみるよ」で終わった。
なぜなら平川さんはビジネスも契約書内容もよく理解しているから。
なぜ私は山田君に対して平川さんに対するような対応ができなかったか。
山田君がビジネスを理解していると思えなかったからだ。
「同じ取引をしたい」
確かに我が社の取引は画一的だ。
しかし、定形フォームを用意しているのにあえて「A社さんと同じ」と言ってきた。
推測するに
・定形フォームの存在を知らない
・同じ「A」が社名に付くから使えると思った
本来は営業で定形フォームを使ったビジネスが教えられているべきなのに。
ちょっと電話に面食らったけど、指導不足故の発言ということかしら。
定形フォームがあるということをお伝えしますかね。